"世界有数のフィクシングスペシャリストARaymondは、1,200名が働くヨーロッパ日産クレインフィールド(英国)にある日産テクニカルセンターで、2013年6月4日に開催されたTech Dayにおいて、グローバルな視点で考えローカルに対応できる能力を発表。".
"2012年夏、ARaymondは日産への製品供給を始めました。イベント当日、250名の訪問者が見守る中、ARaymondは、日本車の製造現場に近い工場からフィクシングソリューションを安く効果的かつ迅速に供給できることを証明するプレゼンテーションを行いました。両社のエンジニアとバイヤーには商談や技術面
の話し合いができた良い機会となりました。
「2011年3月に日本で津波が発生した時には、日産は緊迫していました」、とARaymond社グローバルアカウントマネージャー（自動車）のフランソワ・ダルデンヌは説明します。同氏によると、日産は、既存のフィクシングソリューションのサプライヤがアジアに拠点を置いているため、供給に問題があることに気づいた、と語ります。
さらに、ARaymondは長年にわたりルノーにフィクシングソリューションを提供してきたことから、アライアンス（ルノー日産）の共通サプライヤーになるべきであり、正規サプライヤーとなるだろう、と語っています。この発言は、ARaymondに豊富な経験があることを意味しています。
自動車製造業で発生し得るフィクシングの問題を数多く経験していることを認める発言です。ARaymondが他社よりも大きく優れている点は、日産が自動車を製造している近くに工場を構えていることです。2014年に同社は、日産がすでに自動車を生産しているロシアに生産工場をオープンします。また、ARaymondは日産が来年から自動車の生産を予定しているブラジルの地で、工場の規模を過去12ヶ月間で2倍にしました。
Tech Dayの開催中、ARaymondの担当者は、部品統合などの概念を使ったコスト削減の方法を
よく理解していると説明していました。これは通常、多くの複雑な金属部品の数を減らして、より安価で効果の高いプラスチック部品と置き換えることを意味します。
ダルデンヌ氏によると、ARaymondの小さなクリップやファスナーを作る実力は広く知られていますが、成形、二色成形、、自動組立工程のような技術を使って、1メートルもあるような製品を供給可能なことは
あまり知られていません。この製品は、ケーブルチャネルとして使用されています。」世界中で11の開発拠点、、22の生産拠点、37の会社を展開し、ARaymondは、世界の自動車メーカーのフィクシング要件を地域レベルで満たすことができます。