東京近郊に最新鋭の設備を備え、自動車メーカーや自動車以外の市場へのファスニングソリューションを提供する能力を拡大
ARaymond Japanの新工場は、人間工学に基づいた作業空間、マルチスキルな人材、リーン生産方式により、アジア太平洋地域全体でこの業種としては屈指の生産性を誇ります。
ファスニングおよび組立ソリューションにおける世界的リーダーの一つであるARaymond**は、日本の事業所の旧社屋が手狭になったのを機に、新社屋兼工場を東京から60km西にある秦野市に移転しました。
建設費21億円(1575万ユーロ)を投じてほぼ二倍の規模になった延床面積7,000平方メートルの新工場は、完全に自動化されており、25台の成形機と6台の組立機が週7日、1日24時間稼働しています。
43名の従業員の労働環境を向上させるため、広々とした休憩エリアとレクリエーションエリアが設けられ、防音材により騒音を軽減し、環境に優しいハイテクシステムが温度と湿度を制御しています。
生産エリアでは、各従業員がそれぞれの所属部門の計画と設計を支援し、エルゴノミクスを向上させると共に、時間と労力、最適な材料の使用、廃棄物を削減するリーン生産方式を実現しています。
ARaymond Japanマネージング・ディレクター、竹中泰紀は次のように述べています。「従業員は自宅よりも長い時間を職場で過ごすので、できる限り快適な労働環境を提供したいと考えました。
生産に携わるオペレーターは全員が自律的で多彩な能力を持っています。つまり、マルチスキルで自分のプロジェクト運営に責任を持つ集団です。我々は、従業員同士が会って、コミュニケーションを図り、互いに協力できるオープンで風通しのいい環境を作ることも目標としていました。
このことが、よりすばらしいイノベーションを育み、最終的に一人当たりの効率と生産性を高めると信じています。この工場はすでにこの地域でもトップクラスの最も無駄のない近代的な自動車部品生産工場です。
従業員は勤続15年以上が半数を占める精鋭ぞろいですが、この新工場は全従業員の定着化にも貢献してくれると期待しています。彼らには定年までここで働いてもらいたいですし、彼らのお子さんにも入社を奨励しています。」
2014年8月に操業開始したこの工場では、主に燃料システム向けのクイックコネクタを年間約5,000万個生産しており、さらに6,000万個まで増産する能力を備えています。
マネージング・ディレクター、竹中泰紀は次のように述べています。「今年は生産能力を5%増やし、今後3年間で10%〜15%増やす計画です。
日本の自動車部門が縮小する中、成長を遂げるARaymond Japanはこの業界では非常に稀なケースです。生産能力向上により、付加価値の高い次世代の自動車用ファスニングソリューションが開発可能になり、さらに自動車以外の成長中の分野、すなわち太陽光発電向けの製品供給も可能になります。」
ARaymond Japanは10年以上に渡り、完璧な納期順守を維持してきました。この記録は生産拠点の移転中も途絶えていません。その間も、製品不良率50〜100ppb(10億分率)という業界平均をはるかに上回る高い品質レベルも維持しています。
「我々が供給する製品やコンポーネントは重要保安部品に分類されるため、何より品質が最も重要です」とマネージング・ディレクター、竹中泰紀は言い添えました。
「新工場は、生産性と効率を向上させると共に、非常に高い品質とサービスレベルを維持し、お客様に安心と信頼を与えるでしょう。」
Araymond Network*** について
Araymond Networkは、自動車産業向けファスナーおよび組立ソリューションにおける世界的リーダー企業です。その製品は、小型車から高級リムジンにわたり、ほぼすべてのクラス、グレードの車両の製造に使用されています。その他の主要市場:トラック、産業、エネルギー、農業、ライフ。
フランスのグルノーブルに本社を置くAraymond Networkは、欧州、北米、南米、アジア、北アフリカにある 37 の独立企業で構成されています。これらの企業全体で、22の生産工場を稼働させ、5,500名の従業員が働いています。毎年、総売上高の6%を研究開発に投資しています。
1865 年に設立され、Araymond Networkは、その歴史を通して家族経営のビジネスをおこなってきました。現在のCEO、Antoine Raymond は、創業者Albert-Pierre Raymond の玄孫に当たります。
詳細につきましては、www.araymond.com をご覧ください。
*本記事内で言及されている「ARaymond Japan」は、登記番号:0210-01-020666、湘南– 秦野市(日本)に本部を置くARaymond JAPAN Co., Ltd.(レイモンジャパン株式会社)を指します。同社はこの記事の編集者また責任者であり、商標を使用する許可を有します。
** 本記事中の「ARaymond」は、リンクhttp://www.araymond-automotive.com/legal-termsに記載された企業 (「企業」) で、ARaymond Networkの独立企業を指します。これらの企業が登録商標の使用権を保有しています。
ARAYMOND™は商標として使用されています。
*** 「Araymond Network」とは、独立企業のネットワークを意味します。
「記事」とは、本記事に含まれるテキスト、図、画像、データシート、製品説明など (ただしこれらに限定されない) の情報およびあらゆる素材を意味します。
本記事は、いかなる種類の申し出または同意にも相当しません。本記事は、技術メモに相当しません。本記事は、「現状のまま」、評価目的でのみ提供されるものです。ARaymond Japanは、本記事の用途または特定ニーズへの適合性に関して、一切保証・表明を行いません。ARAYMOND JAPANは、明示的にも暗示的にも、情報の正確性、信頼性、斬新性、完全性、市場性、または特定の目的に対する適合性を保証する責任、および情報の使用が第三者の権利に抵触しないことを保証する責任を排除します。ARaymond Japanは、本記事の使用に起因するいかなる類いの偶発的、間接的、または特別な損害に対しても、賠償責任を負いません。一切の権利は、本規約に明示されていない場合でも、保有されています。本規約に明示的に指定されている場合を除き、本規約のいかなる箇所も、ライセンス、著作権、商標権、特許権、所有権の供与とは解釈されるものではありません。本記事の無断使用は権利違反となり、ARaymond Japanまたは関係する第三者が損害または損失の補償を要求する可能性があります。さらなる詳細は、ARaymond Japanにお問合せください。