革新的な時間の共有: ARaymond Volkswagenマニファクチャーデー

迅速な思考、効率的な設計、適切な組立: これは実に、自動車産業などの分野における歩調を表しています。しかし、今、再び共に集まって見識を共有し、将来に目を向ける時です。そのため弊社では、各OEM（相手先商標製品の製造会社）に弊社の具体的な戦略を紹介し、顧客に目的やニーズを説明し、オペレータはもっと大局的な視点が持てるように、定期的にマニファクチャーデーを開催しています。

4月にドイツのARaymond Bremgarten工場で開催されたARaymond* Volkswagenマニファクチャーデーでは、このような機会の重要性が確認されました。Volkswagen社で実験エンジニアを務めるMiguel Reinares Martínez氏（写真右）にインタビューを行いました。同氏はSCR充填および蒸気排出QCアプリケーションに関するパーツリリースの責任者であり、マニファクチャーデーに関する詳細ならびに本イベントの感想を語っていただきました。

いつからARaymond™クイックコネクタとコラボレーションをなさっているのですか？

我々のプロジェクトに必要だった最初のQCの試験をVolkswagenがちょうど終えた段階の2014年半ばから、ARaymond™クイックコネクタに取り組んでいます。Volkswagen社がこれらARaymond™ QCを自社の車両に統合することが社内で発表される直前でしたね。

ARaymond Volkswagenパートナーシップは長年にわたる提携の1つで、20年以上も続いています。「技術革新のパートナーシップ」についてお話していただけますか？

上手く言い表せません！私がプロジェクトに参加した時、すでに利用可能であった別のソリューションに感銘を受けました。それらのソリューションは、今回のようなARaymond Volkswagenマニファクチャーデーの開催期間中に展示されていました。それとは別に、特定の要望に対応できるARaymondの能力にも感動しました。例えば先週、今回のようなマニファクチャーデーを予想して特定のQCに関する仕様をいくつか送りました。そして一週間以内に何点かサンプルを受け取ることができました。それらのサンプルに触れ、試してみて、議論することができました。コンピュータ画面でパーツを見るだけの時とは違って、効率的な技術革新のプロセスに大きな変化がもたらされました。

ARaymondの「技術革新」の利点とは何でしょうか？

ARaymondは、先を読んで特定の状況で何をするべきかの知識を持っているパートナーです。新しい製品ラインの追加で言えば、新たな開発への参加や新技術の導入といった積極性と反応の速さに驚かされました…

技術革新とは、プロジェクト管理の手法とも言えます。ARaymondからは、例えばパーツの試験方法に関する説得力のある提案など数多くの貴重な助言をいただきました…